『やばい…。退職したいけど言えない』こんな時はどうする?

2020年3月15日

こんにちは!

 

長い職業生活の中では様々な事があります。

終身雇用が当たり前だった社会も、ものすごいスピードで変化しています。

 

ひと昔前では考えもしなかった

「転職エージェント」や、「退職代行サービス」といったジャンルの仕事もあるくらいです。

 

仕事を辞めたい、変えたい人々がそれだけいるということではないでしょうか。

今日はそういう時に言えない場合、どうするかについて考えてみましょう。

 

なぜ言えないのか?

人によってはそう簡単には退職しますとは言いにくいものです。

特にその職場での勤務期間が長い方にとっては、

上司や同僚、取引先を裏切った様な罪悪感があったりするものです。

 

また、パワハラ・セクハラが原因かもしれない場合には、退職の意思を伝えた後、

不利益な扱いを受けるかもしれないといった不安があるために

なかなか言い出せないといった事があるのではないでしょうか。

 

言えないまま働き続けることのデメリット

今の仕事を退職したいけど言えない。

ではそのまま働き続けた場合に考えられるデメリットについて考えてみましょう。

大きく分けると次の2つに分けることが出来ると思います。

 

まず1つめは仕事に対するモチベーションの低下、2つめはストレスによる心身の不具合です。

 

仕事に対するモチベーションが低下すると、

些細なミスを起こしてしまい周りに迷惑をかけてしまったり、

生産性の低下による残業時間の増加が考えられるため、

退職したいはずの職場にいる時間がますます長くなるといいう悪循環が考えられます。

 

更に、人の命の関わる職場で働いている人にとっては

その小さなミスが重大な問題まで発展する可能性も懸念されます。

 

パワハラ、セクハラが原因の場合はそれを我慢し続けると

精神的な疾患を患ったりする事もあるでしょうし、

長時間労働が原因の場合は、過労による脳血管や心血管の破裂も懸念されます。

 

いずれにしてもこのままではいいとは思えませんので、

最悪退職する事を言えないにしても、何らかの措置を取ることが必要でしょう。

 

それでも言えない時は

退職したいけど言えない。そのまま居続けることのデメリットを考えても、どうしても言えない。

最終手段になると思いますが、

視点を変えて「言ってもらう」という方法もあるのではないでしょうか。

 

「言ってもらう」方法では退職代行サービスに頼んだり、

未成年の方であれば親権者に変わって言ってもらうのもいいと思いますし、

転職の場合は転職エージェントの方に相談したりするのもいいでしょう。

 

職場が法違反を犯している場合では、最寄りの労働基準監督署に相談すれば、

代わりにとは言えませんが良いアドバイスを頂けるでしょう。

 

最後に

退職は誰にでも起こりえることです。

言えないということは、それだけ自分がその仕事に対する責任を感じていることの裏返しだと思います。

 

その考えはとても素晴らしいと思いますが、

自身の生命で関わることで悩んでいる場合は、一刻も早く手を打って頂きたいと思います。

仕事は代わりにする人がいくらでもいます。

しかし、あなたの人生を代わりに歩む人はあなた以外にはいないのです。