辞めるのも勇気!パワハラを理由に退職することは決して逃げではない!
こんにちわ!
もし、パワハラに該当する行為を受けているのであれば、それを理由に退職することは可能です。パワハラを受けている場合は、毎日仕事に行くのが辛くなります。
まずは自分の受けている行為がパワハラなのかどうかをしっかりと確認することが重要です。
まずどのようなことがパワハラにあたるか整理します。
次の3つの要素すべて満たされるものがパワーハラスメントに該当します。
① 優越的な関係を背景とした言動
② 業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動
③ 労働者の就業環境が害される
なお客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については該当しないことになっています。
そして、職場におけるパワーハラスメントについて、裁判例や個別労働関係紛争処理事案に基づき、次の6類型を典型例として整理しています。
1)身体的な攻撃
暴行・傷害
2)精神的な攻撃
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言
3)人間関係からの切り離し
隔離・仲間外し・無視
4)過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
5)過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
- 個の侵害
なお、これらは職場のパワーハラスメントに当たりうる行為のすべてについて、網羅するものではないことに留意する必要があります。
もしパワハラが理由で退職するかどうか悩んでいる場合は退職も一つの選択肢です。
パワハラを受けても我慢し続けるとうつ病などの体調不良を引き起こす可能性があります。そうなった場合は心身ともにつらくなってしまいます。
パワハラを理由に退職することは決して逃げではないことを覚えておきましょう。
もし、パワハラなどで悩んでいる場合はまずは会社に相談することが一番ですがそれが難しい場合には、会社がある場所の労働局または労働基準監督署に総合労働相談コーナーなどの公的機関を活用するのも一つの手です。一度、インターネットなどで調べてみるのもいいかもしれません。電話でも相談が可能です。総合労働相談コーナーでは専門相談員が対応してくれます。
このときの気を付ける点は、パワハラが起きた事実関係を自分で整理をすることです。
まとめ
今回はパワハラを理由とした退職についてまとめました。パワハラを理由に退職する人は多いです。しかし、自分の受けていることがパワハラにあたるかどうか確認することも大切です。もし、パワハラを受けていて職場にも相談等をしても改善の兆しがなく辛いならば退職するのも一つの方法です。
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