これだけは知っておきたい!「会社の辞め方」と「手順」について

こんにちは!
会社を辞めるということは、一時的にせよ生活の糧である仕事を失うわけですから、
非常に重大な行為ですので、一定の手順があります。
そこで今回は、会社を辞める場合の手順について解説します。
会社を辞める際の手順
会社を辞める際の手順は次のとおりになります。
1. 退職プランを立てる
2. 退職を切り出す
3. 退職交渉
4. 退職届の提出
5. 引き継ぎとあいさつ
退職する際には、まず退職プランを立てます。
退職すると、再就職先が決まっている場合は別として、
しばらく仕事がなくなりますから、お金の準備も必要です。
ハローワークから基本手当がもらえるのか、
もらえる場合はどのくらい貰えるのかも確認する必要があります。
就業規則の退職に関する規定も見ておきます。
心理的な不安を払しょくする意味でも、
退職の申し入れ前に就職活動をして、再就職先を決めておくことが望ましいです。
退職プランが決まったら、会社に退職したい旨を伝えます。
このタイミングは、退職予定日の1か月~3か月前が望ましいです。
退職を伝えた後は、会社と退職交渉や引き継ぎに関する打ち合わせを行います。
この際、会社の退職の引き留めには、毅然とした態度で断ることが必要です。
退職交渉が終了したら、退職届を会社に提出します。
退職届の提出から退職までの間に、引き継ぎとお世話になった方への退職の挨拶を行います。
緊急脱出的に会社を辞める場合の手順
職場でひどいパワハラを受けた、又は、違法な長時間労働によって、
心身に危険が伴う状態にあり、自分の身を守るために緊急脱出的に会社を辞める場合には、
次のような手順となります。
まず、退職の申し入れを行います。
この申し入れは、どうしても会社の人間と顔を合わせたくない場合には、電話やメールを使っても構いません。
とにかく、退職の申し入れを成立させることが重要です。
退職の申し入れが成立すると、正社員の場合は2週間で退職となります。
退職の申し入れから退職までの期間については、有給が残っていればそれを消化することで、
退職の申し入れ後1日も出社することなく、退職できます。
一方期間雇用で働く方の場合は、退職の申し入れが成立しても、
特別の事情がない場合には、期間満了までは退職ができません。
しかし、会社が承認すれば、退職の申し入れ直後の退職も可能です。
退職の申し入れの際、即日に退職したい希望も伝えます。
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