「退職したい」と悩んでいる看護師向け。円満退職するには?

こんにちは!

 

看護師の仕事は、夜勤がしんどい、残業が多くて体力的・精神的に辛いなどと言うマイナスの側面があり、それが我慢できないと、限界が来て、看護師を辞めてしまいたいと考えるようになります。

 

そこで、今回は、看護師を退職したい場合について書いていきます。

 

看護師を退職する場合の注意点

 

厚生労働省が実施した看護職員就業状況等調査結果によると、看護師を退職理由した理由の約40%は「結婚、出産、育児」が占めます。

 

こういった理由で退職した場合、子育が終わったら、再び看護師として働く可能性が高くなります。

 

そうすると、「結婚、出産、育児」を理由として看護師を辞める場合、再び看護師として働く可能性があることを考えなくてはなりません。

 

つまり、円満退職しなければならないということです。

 

看護師を辞めるといった場合、せっかく育てた看護師が辞めてしまうと、病院にとって損害が発生するので、執拗に病院に残るように説得されることが多いです。

 

その説得を強行に振りきって、強引に退職することは避けた方がいいかもしれません。

 

看護師のネットワークは結構広いのですが、「あの人、前の職場を辞める時、結構揉めたらしいよ」などと言う噂が立った場合、再就職に支障が出ます。

 

看護師を円満退職する方法

 

看護師を円満退職するためには、以下の点について気を付け

・適切な時期に退職を申し出る

・引き留められにくい退職理由を伝え、了承を得る

・引き継ぎをしっかり行う

 

法律的には、正社員の場合、退職予定日の2週間前に退職を申し込めばよいことになっていますが、現実的には、2週間というのは短すぎます。

 

余裕を持った引き継ぎを考えると、最低でも退職予定日の1か月前、できれば、3か月程度前に退職を申し入れるといいでしょう。そうであれば、引き継ぎの時間が足りないということはありません。

 

看護師の場合、一度やめても看護師として再就職する可能性が高いことを考えると、仮に師長などが退職を留意してきたときに、それを突っぱねて、強硬に退職するよりも、十分に話し合って、双方が納得した上で退職という方が、望ましいです。

 

引き留められにくい退職理由を考えておけば、退職に反対する師長などを納得させやすくなります。

 

退職交渉がまとまったら、退職届を提出し、後は、退職予定日まで勤務するわけですが、退職するまで、通常通り勤務し、引き継ぎを責任をもって行います。