向き不向きは大きいかも。「辞めたい」と悩んでいるネイリストさんへ

こんにちは!

 

ネイリストは、華やかな職業イメージで、若い女性の間で人気の高いお仕事となっていますが、それとは裏腹に、極めて離職率の高い過酷な職業です。

 

そこで、今回は、ネイリストを辞めたい場合について書いていきます。

 

ネイリストのお仕事は大変

 

ネイリストを辞めた理由としては、次のようなものが考えられます。

・使用する薬品によってアレルギーを発症した

・嫌な客が来る

・職場でいじめられた

・給料が安い

・休みが少ない

・肌荒れがひどくなった

 

ネイリストのお仕事は、小さな爪の上に細かく絵を描いてアートを施しますので、勤務時間中は集中力を切らすことができません。

 

ネイルの作業は、ファイルで爪を削って整える時間、ジェルを硬化する時間、アートを描く時間と、工程ごとに細かく時間が決まっています。決められた時間に正確に作業することが必要なので、神経を使います。

 

時間に追われるため、1日8時間の勤務時間中、ほとんど休憩を取れないということも少なくありません。

 

また、接客業なので、おかしな客が来ても、嫌な顔をしないで対応しなくてはなりません。

 

同じ姿勢で長時間作業をする必要もありますが、これが、肩や腰にダメージを与えるという点も軽視できません。

 

理想と現実のギャップでネイリストを辞める

 

ネイリストは、10人が入社したとすれば、1年後に残っているのは約2~3人と言われています。

 

一般企業では、入社から1年後の離職率は約2割弱と言われていますから、1年後の離職率が約80%というのは、ネイリストの離職率が際立って高いことが分かります。

 

それだけ、ネイリストとして長く勤めることが難しいというわけですが、この離職率を考えた場合、ネイリストとして就職して、すぐ辞めてしまっても、それは特別の事ではありません。

 

入社後1年間で80%の方が辞めるというのは、ネイリストの世間一般のイメージと現実のギャップが大きいことも意味します。

 

華麗で華やかなイメージにあこがれて入社したのに、予想以上に過酷な労働環境であると、誰でも辞めたくなります。

 

その過酷な労働環境に耐えて、一流のネイリストになるという考えがなければ、早めに辞めてしまったほうがいいかもしれません。