教員を辞めることになってしまった場合とその辞め方について

こんにちは!

 

教員は、給料や社会的評価も高く、雇用も安定しているので、人気の高い職業ですが、その反面、残業が多く、人間関係にも非常に気を遣う職業です。

 

勉強ができることは勿論必要ですが、それ以外にも、ハードワークや複雑な人間関係に上手に対応する能力が必要で、これを欠く場合、過酷な労働環境に耐え切れずに、教員を辞めることになってしまいます。

 

そこで、今回は、教員を辞めることになってしまった場合の、その辞め方について書いていきます。

 

教員が辞める場合に注意すべき点

 

教員の辞め方も、基本的には、普通のサラリーマンの辞め方と変わりません。

 

しかし、教員は、学校という固い(真面目な)組織に属していますので、普通のサラリーマンを退職する時よりも、より手続きを厳格に行う必要があります。

 

教員は、公務員ですし、教育機関という巨大な組織に属していますので、1人の教員が辞めても、簡単に補充ができますので、学校の方で、無理をして退職を引き留めることはほとんどありません。

 

従って、退職ルールに従って、粛々と退職手続きを進めれば、必ず退職できます。

 

教員は、高い給料を頂いておりますが、給料が高い分、退職時にも丁寧が手続きが求められます。おかしな辞め方をすると、生徒や保護者にも悪影響を与えますし、教員全体の信頼にも傷を付けます。

 

教員を辞めるということ自体は、必ずしも悪いことではありませんが、教え子たちに顔向けができないような、いい加減な方法で退職することは、慎まなくてはなりません。

 

病気休業中の教員が辞める場合の辞め方

 

教員が退職する場合、うつ病などの療養のため、長期休業されていた方が、回復の見込みがないため、やむを得ず、退職するということも案外多いものです。

 

そういったケースでは、気の毒ですが、うつ病で療養中である本人が退職手続きを行うのは困難なので、親族などが代わりに手続きを行うことが多くなります。

 

この場合は、学校の管理職と退職者の代理人との退職手続きとなるので、本人が出る幕はなく、また、トラブルもほとんど起こることもなく、退職となります。

 

教育機関という巨大組織の中では、1人の教員が辞めても、すぐに代わりの教員が確保できるので、その影響は非常に少ないです。

 

なお、退職手続きを依頼する親族がいない場合には、退職代行を利用する方法もあります。