即日退職は出来るの?弁護士に退職代行を依頼することのメリット

2020年7月9日

こんにちは!

 

退職に関するトラブルを抱える場合に、

弁護士は退職しようとする方にとっては心強い味方になってくれます。

 

そこで今回は、即日退職に関する代行手続きを弁護士に依頼するケースについて書いていきます。

 

即日退職の交渉を弁護士に依頼する

 

法律上は、退職の申し入れと同時に退職する即日退職は認められていません。

 

期間の定めのない契約で働く正社員の場合は、

退職の申し入れから2週間後でなければ、期間を定めて働く場合には、

特別な事情がないと、契約期間の満了までは退職できないことになっています。

 

ただし、即日退職を会社が認めた場合には、

例外的に、退職の申し入れと同時に退職ができます。

 

しかし、即日退職の希望を会社がすんなり認める可能性は非常に少なく、

会社と粘り強く交渉しなければ、即日退職は難しいのが原則です。

 

会社に即日退職を認めさせる交渉に勝つには法律的に高度な知識が必要ですので、

自分でそれを行うよりも、弁護士に依頼する方がよいでしょう。

 

弁護士にそういった交渉を含めて退職に関する手続きの代行を依頼した場合には、

会社に大きなプレッシャーをかけることができますので、

交渉が成功し、即日に退職できる可能性が高くなります。

 

有給休暇取得交渉を弁護士に依頼する

 

期間の定めのない労働契約で働く方が退職するとき有給休暇が十分に残っていれば、

退職の申し入れから2週間が経過し退職が成立するまで、

残っている有給休暇を取得すれば、

退職の申し入れから一度も出社することなく退職ができます。

 

この方法で退職する方法は、即日退職ということができませんが、

退職申し入れ後一度も出社することなく退職ができるという点で、

即日退職とほとんど同等です。

 

退職の申し入れと同時に退職までの期間について有給を請求した場合、

法律的には、会社は請求を拒むことはできず、請求通り有給休暇を与えるしかありません。

 

しかし会社によっては、有給休暇を取らないようにしつこい説得を繰り返すケースもあります。

 

有給休暇を取らせないように工作する会社を説得して、

退職日までその取得を認めさせる交渉が必要な場合も、

弁護士が関与するのが望ましいケースです。