職場の人間関係に悩んでいる方向け。ストレスチェックをしてみよう!

こんにちは!

 

ストレスチェックとは、メンタルヘルスに関する質問表に、検査対象者が自分の心の状態を記録し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる検査です。

 

そこで、今回は、職場の人間関係が悪い職場で働く場合に、このストレスチェックが果たす役割などについて、書いていきます。

 

ストレスチェックとは何か

 

ストレスチェックは、心の健康診断です。

 

普通の健康診断の目的は、早期に病気を発見し、重症化する前に適切な治療や保健指導を実施することで、健康を維持することです。

 

一方、ストレスチェックの目的は、うつ病などの心の病を早い段階で発見し、重症化する前に、メンタル的なケアを実施して、従業員のメンタルヘルスを維持することにあります。

 

肉体と精神という対象は異なりますが、会社が実施する健康診断やストレスチェックの基本的な考え方は同じです。

 

なお、ストレスチェックは、会社が実施することが多いのですが、会社で受けるストレスが気になる方は、個人でストレスチェックを受けることもできます。

 

厚生労働省が運営する働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」では、「5分でできる職場のストレスセルフチェック」のページを設けています。

 

これを利用すれば、自宅に居ながら簡単・無料でストレスチェックを受けることができます。

 

ストレスチェックは従業員の心の健康を守る

 

職場の人間関係が悪く、会社に行きたくないなどのストレスを感じる場合は、一度、ストレスチェックを受けてみることをお勧めします。

 

ストレスチェックを受けることで、自分の心の状態を客観的にみることができますし、状態が良くなければ、それを改善する対策を打つきっかけになります。

 

良くない判定が出た場合には、休養を取ったり、心療内科などを受診することで、うつ病の発症を防止することもできます。

 

会社が実施するストレスチェックで、従業員の一部の判定結果が悪かったことから、職場の上司のパワハラが発覚し、それがキッカケで、職場のパワハラ問題が解決するという可能性もあります。

 

とにかく、職場の人間関係が悪いことによるストレスにより、従業員が心の健康を害することを防止する上で、ストレスチェックは非常に重要な役割を果たすことになります。