言いづらい!?試用期間中でも退職できます!気にせず伝えよう

こんにちは!

 

試用期間中に、社風や雰囲気が合わない、求めていた職場環境と異なるなどの理由で、退職したくなるケースはよくあります。

 

そこで、今回は、試用期間中に会社を退職したいけれども、会社に退職を言いづらくて困るケースについて書いていきます。

 

試用期間中に退職するケース

 

試用期間とは、本採用を前提としたお試し期間のことを言います。この期間、問題なく勤めた場合には、本採用となり、正式な職員として長期間勤務できることになります。

 

試用期間は、原則として、企業が雇用した職員を正式に採用するかどうか、実際に働かせてみせて判断する期間なので、企業のための制度と言えます。

 

ただし、労働者の方も、試用期間に実際に働いてみて、この会社では働くことができないと判断した場合には、辞めることも不可能ではありません。

 

試用期間中に労働者の側から退職を申し入れる場合、労働契約が成立していますから、会社の承認がない限り、即日退職はNGです。

 

原則としては、民法の規定に従い、退職の申し入れから2週間後に退職という形になります。

 

試用期間中に退職したい意志を堂々と伝える

 

試用期間に退職するということが言いづらいケースとしては、例えば、就職活動の際に、採用担当者などから接待を受けていて、仲良くなっているため、試用期間の途中で辞めてしまうと、採用担当者を裏切るような気がして言いづらいことが考えられます。

 

しかし、本当にそう思うのであれば、退職しなければよいのです。退職すると決めた以上は、そういうことは気にしない方が良いでしょう。

 

社長や重役がプロジェクトの途中で会社を辞めた場合には、社員を裏切ったという話によくなりますが、試用期間中の者が退職したからと言って、裏切ったと思う社員はいないでしょう。

 

こっちが気にするほど、相手(仲良くなった採用担当者)は気にしていないというのが実情です。

 

従って、試用期間中に退職を決めた場合には、堂々と会社に伝えましょう。その後の退職までの段取りは、会社の指示に従っていれば大丈夫です。