【重要】「新卒で入った会社を辞めたい!」と思った時に読む話

2020年5月5日

こんにちは!

 

今回は、新卒で就職した方が会社を辞めたいと考える場合について書いていきます。

 

新卒で就職した場合、理由にもよりますが、

会社を辞めたいと思っても我慢して、勤め続けた方が良いケースが多くあります。

 

再就職で失敗すると、そのままずるずるいってしまう危険が高く、

またうまく再就職できた場合でも、再就職先が現在の会社より条件が良い保証はどこにもありません。

 

その時は仕事がつらくても、時間が経過して昇給昇格があると、

仕事が楽になって、会社を辞めたい気持ちが消えてしまうことがあります。

 

新卒採用で辞めない方が良いケース

 

新卒採用で就職された方が会社を辞めたいと思っても頑張って辞めない方がよいのは、

大企業や公務員に就職した場合です。

 

このケースでは、再就職の会社の待遇は、ほとんどの場合悪くなります。

 

大企業や公務員の第2新卒は、特殊な才能がない限りかなり難しいとされています。

 

従って、再就職の会社が労働条件の良くない中小企業や大企業の場合は、非正規雇用となります。

 

そういったことを考えた場合、大企業や公務員として採用された方の場合、

会社を辞めたいと思っても、そう簡単に辞めない方がいいという結論になります。

 

そういった会社では、我慢して勤め続けていると昇給や昇格があり、

仕事が楽になって、会社を辞めたいという気持ちが消えることがしばしばあります。

 

辞めるときは、繰り返し繰り返し検討を重ね、

辞めた方が絶対プラスだという確信を持てる場合のみ、辞めるべきです。

 

新卒では、我慢して勤め続けるべき

 

中高齢になってくると、新卒から一貫して同じ会社で勤めていた方と、

度々会社を変えてきた方の差が大きくなってきます。

 

そういったことを考えた場合、新卒の会社で辞めたいと思った場合でも、

辞めないで頑張って同じ会社に勤め続けた方がいいようにも見えます。

 

それは新卒の会社が大企業であれ、中小企業であれ、同じ結論となります。

 

新卒の場合、つまらない仕事や難儀な仕事が次々回ってきて大変な思いをしますが、

勤続期間が長くなるにしたがって、面白い仕事が回ってくるようになります。

 

新卒の時に会社を辞めたいと思っても、それを乗り越えて勤め続けた場合、

社内での地位が上がるに従って仕事が面白くなり、会社を辞めたいと思わなくなることもしばしばです。

 

新卒でも会社を辞めた方が良い場合がある

 

新卒の方が親や学校の先生に会社を辞めたいという話を持ちかけると、

親や学校の先生は間違いなく、猛反対をします。

 

それは第2新卒が厳しいことと、

我慢して勤め続けると会社を辞めたいという気持ちが消えることが多いことを知っているからです。

 

一時の迷いで会社を辞めてしまうと、その後取り返しのつかない事態を招くこともしばしばあります。

ですから、親や学校の先生は絶対に反対します。

 

しかし、モノには例外がつきものです。

 

新卒社員が月に100時間を超える残業を押し付けられて過労が原因の精神疾患で自殺したり、

過労死する事件が頻繁に起こります。

 

そういったケースでは、事件を起こす前に会社を辞めたいという相談が被害者からあったはずです。

 

そこで周囲が、いい会社に就職したのだからだとか、第2新卒は厳しいからなどとって引き止めると、

本人に過度なプレッシャーを与えて、事態を悪化させます。

 

会社を辞めるという逃げ道は、いついかなる場合でも残しておかなくてはなりません。