【テンプレ付き】退職したい際のメールの書き方について

2020年6月8日

こんにちは!

 

退職の申し入れは、非常に重要なことなので、

会社の上司などに直接会って言葉で伝えるのが原則です。

どうしてもそれができないという場合でも、電話で伝えるのが礼儀です。

 

従って、メールを使うのは本来はNGですが、例外的なケースでは許容される場合があります。

 

そこで今回は、退職したい旨をメールで伝える場合の書き方について解説します。

 

退職したいメールの書き方

 

メールで会社に退職したい旨を伝える場合には、

最初のタイトルは、「退職について」とします。

宛名は、職場の上司になりますが、○○様とします。

 

最初に、メールで退職の申し入れをすることに対するお詫びの文章を入れます。

 

「メールで大変失礼いたしますが」や「メールにてお伝えすることをご容赦ください」というような文面を使います。

 

次に本文ですが、ここでは退職する趣旨を簡潔に伝えます。

退職理由は「一身上の都合で」よいでしょう。

 

末尾に感謝の言葉を入れ、自分の氏名を記載します。

 

具体的には、以下のような文書になります。

 

件名:退職について

本文 ○○様

 

メールで大変失礼いたしますが、私こと、令和〇年〇月○日をもって、

一身上の都合により、御社を退職させていただきたく、ご連絡をいたします。

 

退職に関するご連絡も、メールにてお願いいたします。

 

今まで、大変お世話になり、ありがとうございました。

 

○○ ○○

 

退職したいメールは例外的な方法

 

退職したい旨は、職場の上司などに直接言葉で伝えるのが礼儀とされていますので、

メールで伝える方法は、あくまでも例外的な方法です。

 

退職したいメールを使うのは、例えば、職場の上司や同僚と顔を合わせるのも嫌で、

会社に人間と直接会うことなく会社を辞めたい場合や、心身の健康を害して会社に出社する余裕がない場合です。

 

普通の退職の場合、会社の人間と直接会ってやり取りすることなく会社を辞めることはほとんど不可能ですので、

そうであるとするならば、退職の申し入れも直接会って言葉で伝えた方が良いでしょう。

 

メールで伝えるメリットは、会社の人間と言葉によるやり取りなく会社を辞めることができる点です。

同じく会社の人間とかかわることなく会社を辞める方法に、

バックレ(2週間の無断欠勤を続けて懲戒解雇になる方法)もありますが、

会社に連絡を入れるだけ、退職メールの方がましです。

 

メールでの退職の意思表示も、法律的には成立するので、

正社員の場合には、メール送信から2週間が経過すれば、退職できます。

(この場合は、後日、念のため、退職届を郵送しておきます。)