「何故辞めてしまうのか？」新入社員が会社を辞める理由について
こんにちは！
10人に3人までが、新入社員として就職してから3年以内に会社を辞めてしまいます。
そこで、今回は、新入社員が会社を辞める理由について書いていきます。
新入社員が会社を辞める理由
入社して1年間までに離職率は約10％、同じく3年までの離職率は約30％となっています。従って、新入社員として入社したかたの10人に3人は、入社して3年以内で辞めてしまいます。
新入社員が辞める理由として多いのは、次のようなものです。
・現実と理想が違いすぎる
（入社前のイメージと違う・仕事が自分に向かないを含む）
・残業が多い
・休日出勤が多い
・人間関係が良くない
・給料が安い
新入社員が会社を辞める理由として非常に多いのが、入社前の会社のイメージと現実の会社のそれが異なり、そのショックから辞めてしまうことです。
普通は、十分に時間をかけて就職活動をするので、しっかりと就職希望先の会社を調査して入社しますが、それでも、実際に会社に入らなければ分からないことは多くあります。
また、社会人経験がある方が就職活動をする場合と、それがない方がそれをする場合でも、社会人経験がある方が、より上手な就職活動ができることは言うまでもありません。
それ以外の理由は、新入社員だけでなく、それ以外の方が会社を辞める場合でも多い退職理由です。
企業は第2新卒の採用に積極的になっている
新卒で就職してすぐに会社を辞めてしまった場合、当然、就職活動をもっと丁寧に行うべきだったという話になります。
しかし、非常に丁寧に就職活動をした上で新卒就職した場合でも、理想と現実とギャップが大きすぎるなどの理由から、すぐに会社を辞めてしまうケースはよくあります。
ここが就職活動の難しいところです。
ただ、現在の情勢は、以前と比較して、企業が社会人経験のある第2新卒の採用に積極的になっており、新卒の会社で失敗しても、その経験を活かして再就職活動を行えば、長く勤められる良い会社を見つけることはそれほど難しくはありません。
そのことを考えると、新卒の会社を辞めたいと考える場合でも、最低は1年、できれば3年程度は我慢して勤めて、ある程度の社会人経験を積んでから辞めた方が良いでしょう。
ただ、第2新卒でも失敗すると、その次に優良企業に就職出来る可能性は極端に下がりますので、第2新卒では、会社選びを絶対に失敗しないようにしなければなりません。