【知らないと困るかも】会社の辞め方とその手順について

こんにちは!

 

会社を辞めることを何度も繰り返す人は少ないですから、初めて会社を辞めるので、会社の辞め方の手順が分からないというケースが多いのが実情です。

 

そこで、今回は、会社の辞め方の手順について書いていきます。

 

正社員の会社の辞め方の手順

 

正社員が会社を辞める場合の手順を記載すると、次のようになります。

①職場の上司に会社を辞めたい旨を伝える

②引き継ぎや退職時期などを話し合いで決める

②退職届を提出する

④退職日までは普通に勤める、業務に支障がなければ有給休暇を取得する

⑤会社からの貸与品を返却する、会社にある自分の備品は回収する

⑥退職日に周囲に退職の挨拶をして退職

 

退職の申し入れを行うのは、退職予定日の最低でも1カ月~3か月程度前がいいでしょう。年度末に人の入れ替わりがある職場では、3月末に退職時期を合わせるという方法もあります。

 

民法上は、退職の申し入れから2週間が経過すると退職が成立して退職できるのが原則ですが、会社の就業規則に、退職する場合は○○日前までに申し出なければならない、という規定があれば、それに従うべきです。

 

パートさんの会社の辞め方の手順

 

有期労働契約で働くパートさんの場合、具体的な退職手続きはありません。

 

有期契約で働く場合、6カ月から1年ごとに、契約の満期が来ます。

 

たいていは、満期が来る1カ月程度前に、契約更新の意思確認の場が設けられます。この場において、契約更新をしない旨を会社に伝え、更新契約書にサインしなければ、それで退職となります。

 

事前に退職時期の打ち合わせをしたり、退職届を提出したりといった手続きがなく退職できるのが、有期契約で働く方の退職手続きの特徴です。

 

なお、有機契約で働く場合、病気や怪我等で働けないなどと言う特別な事情がない限り、契約期間の途中では、辞められないのが原則です。従って、契約満期まで待って、更新契約書へのサインを拒むことで辞めることになります。

 

なお、契約更新回数の少ない経験の浅いパートさんが辞める場合には、契約期間の途中でも、会社が例外的に即日退職を認める場合もあります。