パワハラとは!?知らずに職場で加害者・被害者にならない為に【必見】

2020年4月15日

 

今回は、職場内のパワハラについて書いていきます。

 

職場内でパワハラは職場の雰囲気を悪化させ、職場の生産性を引き下げます。

パワハラを行う上司は会社のために部下を叱責しているつもりかもしれませんが、

実は職場の生産性を下げ、会社に害を与えています。

 

職場内のパワハラを無くすためには、

会社の社長自らパワハラ撲滅のためのアクションを起こすことが最も良い方法です。

社長がパワハラを行う会社は早急に辞めた方が良いでしょう。

誰も指導しない状態では変わりません。

 

 

パワハラは職場環境を悪化させる

 

パワハラがあると職場環境が悪化します。

簡単に言えば職場の雰囲気が悪くなるということですが、それで職場全体の生産性が下がります。

 

例えば接客業であれば、職場の雰囲気が悪くなるとお客さんがお店に入りにくくなり、

客足が落ちて売り上げが下がります。

 

パワハラは場合によっては、自殺者を出したり精神疾患を発症する方を出したりします。

そういったことになると、会社の著しく信用は失墜します。

 

パワハラを行う上司は、仕事のできない部下を叱責して、生産性を上げるだとか、

あるいは、仕事のできない部下をハラスメントで辞めさせることで

生産性を上げるなどと考えるかもしれません。

 

しかし実際は逆効果で、パワハラのある職場では生産性は必ず下がります。

 

職場のパワハラをなくすにはどうしたらよいか

 

職場のパワハラを無くす一番よい方法は、

会社の代表者(社長)が自ら先頭に立ってパワハラを無くすためのアクションを起こすことです。

 

社長自らが社内のパワハラを無くすアクションを起こしている会社で、

その部下である職場の上司が積極的にパワハラを行うと考える人はいないと思います。

 

社長自ら、社内にパワハラを無くすためのルール作りをするとか、

パワハラ撲滅ための研修を実施するとかすれば、

社内のパワハラは一掃され、職場環境は大いに改善するでしょう。

 

パワハラが行われている会社では社長が高圧的・威圧的だということもあります。

パワハラは必要悪だという考えを持っている社長も少なくありません。

 

そういった会社ではパワハラが行われやすくなります。

この場合にはそんな会社で働いている方にとっては、転職が良い選択肢になることもしばしばです。

 

この他、労働組合なども、パワハラ撲滅のために積極的な役割を担うことを期待されています。

 

職場のパワハラの原因について

 

職業上や能力上で自分が優位にあると感じた場合、人は無意識のうちに差別意識を持つことがあります。

この無意識的な差別意識が優位的権力につながり、相手に精神的な暴力を振るう可能性があります。

 

正社員と契約社員などの地位の上下、男性と女性の性差、能力の高低、経験の有無など、

差別意識の原因となる要素が現在の職場にはたくさんあります。

 

この差別意識が、他人や自分の尊厳を否定してしまったり、

自分とは違う多様性を持った個性を否定してしまったり、

他者の能力・成長を妬ましく感じてしまうことが、パワハラに発展する可能性を秘めています。

 

また、従来の年功序列、男性中心というパターンが、女性の進出と実力主義の浸透で崩壊しつつあり、

職場内の立場の多様化が進み、「上司と部下」関係が曖昧になってきていると言われています。

 

そんな中では、いつでも、どこでも、自分がパワハラの被害者となり、加害者となる可能性があります。