うつ病で辞めたいが会社に退職したいと言えない時はどうすれば良い?

こんにちは!

 

うつ病が原因で会社を休んだり、退職したりする方の数は近年非常に多くなっています。

 

そこで、今回は、うつ病で会社を退職したいけれども、会社に退職したいことを言えないケースについて書いていきます。

 

休業期間満了で退職するケース

 

うつ病が原因で会社を退職するケースは少なくありません。

 

うつ病は、一度発症すると、回復するまで長い時間がかかります。生涯完全には回復しないということもしばしばあります。

 

仕事が原因でうつ病を発症するということは、その仕事が自分に向いていないという明確な証拠ですから、当然、仕事を辞めるという選択肢が出てきます。

 

うつ病で仕事を辞めるケースで多いのは、うつ病で病気休業して、就業規則で定める休業期間の満期(休業開始から1年又は1年6か月後が多い)を迎え、その時点で復職の可能性がなく、退職というものです。

 

この場合は、会社の方で退職を引き留めることはまずありませんから、退職トラブルが起こることはまずありません。

 

この手の退職では、会社の方で退職手続に協力してくれることが多いので、ほとんど問題なく退職できます。

 

うつ病による退職で退職代行を利用する

 

うつ病が原因の退職で、休業期間を待たずに退職したいという場合、これは、会社が退職を留意してくる可能性があります。

 

この手の退職では、会社が退職に協力的であるとは限りませんから、自分で会社に退職を申し込んで、その手続きを行う必要があります。

 

うつ病を発症していて、精神的に困難状況にある状態で、会社と退職交渉を行うことは容易ではありません。

 

特に、会社で受けたパワハラなどが原因でうつ病を発症した場合は、特にその傾向が強くなります。

 

こんなときは、無理して自分で退職手続きを行わず、退職代行を利用したほうが賢いでしょう。

 

退職手続きによってさらにストレスをためて病状を悪化させるよりも、その手続きは代行業者に委ねて、自分は病気の治療に専念したほうがいいでしょう。