【看護師向け】人には聞きづらい「退職の仕方」について

こんにちは!

 

2017年に日本看護協会が行った病院看護実態調査によると、看護師の離職率は正社員で約10.9%です。この結果から、就職した看護師の約10人に1人が、就職から1年以内に辞めることになります。

 

そこで、今回は、看護師が辞める場合のその仕方について書いていきます。

 

看護師の退職の仕方

 

看護師の退職の仕方は、普通のサラリーマンのそれと基本的な部分は同じです。

 

退職希望日の1カ月~3か月前に職場の上司(師長)に退職したい旨を伝えます。

 

その後、引き継ぎに関する打ち合わせを行い、話がまとまったら、退職届を提出します。

 

退職の申し入れから、退職日のまでの間は、普通に勤務しますが、有給休暇が残っていれば、引き継ぎに支障のない範囲内で使って切ってしまってもいいでしょう。

 

退職日が来たら、退職となります。

 

職場で上司や同僚は、退職後もお世話になることがあるかと思いますので、退職時には、退職の挨拶をしっかりしておきます。

 

看護師の退職の仕方で注意すべき点

 

日本看護協会が2016年に実施した病院看護実態調査によると、全国で約75%の病院で、看護師数が足りていないとのことです。

 

また、新人の看護師を育てるには長い時間がかかるので、看護師を辞めるといった場合、

師長が繰り返し退職を留意するなどして、辞めさせてくれないことが多くなります。

 

師長などが、退職を伝えたところ、ものすごい剣幕で怒りだしたなどと言うことはよくあるのですが、看護師の退職の仕方で気を付けなければいけないのは、そういった師長をなだめて円満退職に持っていかなくてはならないという点です。

 

看護師として再就職する可能性がないのであれば、怒りまくる師長を無視して強引に退職してもよいのですが、将来的に、看護師として再就職する可能性がある場合には、円満退職をしておかないと、再就職に支障が出ます。

 

こういった状況で、円満退職に持っていくには、退職理由を工夫することが効果的です。

 

病院の了承を得やすい退職理由としては、以下のようなものがあります。

・結婚、出産、育児

・通勤が困難

・看護師としてのキャリアップのため、