【新卒向け】最短で辞める場合も通常は2週間かかります!

こんにちは!

 

新卒で入社した会社の職場の雰囲気やお仕事の内容が、自分が持っていたイメージと大きく異なる場合、この会社で長く勤める自信がなくなり、すぐにも退職したい気持ちになります。

 

そこで、今回は、新卒で就職した方が、最短で辞めるにはどのくらいの期間が必要かということについて、書いていきます。

 

新卒で辞める最短の期間は2週間

 

新卒で就職する場合、正社員で就職するケースがほとんどだと思います。

 

正社員は、原則として、退職の申込から2週間が経過すると退職が成立するので、新卒の方が最短で辞めることができるのは、退職の申し入れから2週間後ということになります。

 

しかし、これはあくまで法律上の話です。就職と同時に退職の申し入れを行い、就職した日から2週間後に辞めるというのは、非現実的です。

 

実際、就職してから1日後又は2日後に、「もう辞めます」と言って、会社に来なくなる新卒入社社員もたまにいます。この場合、会社は引き留もせず、そのまま退職させるケースがほとんどです。

 

ある会社では、入社して顔合わせを兼ねた最初の会議の途中で、突然「辞めます」と言って退職した社員がいたそうです。この社員の在職時間は約2時間です。

 

試用期間が経過してから辞める

 

新卒入社社員として、就職した会社が、自分の思い描いていたイメージと異なるので、辞めたいということはよくあることです。しかし、就社してから1日や2日、又は2週間で辞めてしまうのは少々問題です。

 

パートさんやアルバイトさんの場合、職場のイメージやお仕事の内容が、自分の思い描いていたものと違う場合、1日2日で辞めることは珍しくないのです。

 

しかし、長い時間をかけた採用手続きを経て正社員として就職した新卒の方が、そういった理由で短期間で退職するということは正常ではありません。

 

本当は、最低1年、できれば、3年程度は我慢して仕事を続けた方が良いです。

 

しかし、どうしても、そんなに長く待ってはいられないということもあります。その場合は、試用期間(就職からだいたい1カ月~3か月間)終了後に退職するという方法があります。

 

試用期間は、使用者が労働者を本採用する前に試験的に雇用する期間と定義されています。

 

試用期間は、本来であれば、会社が労働者の適性を判断する期間ですが、試用期間の満期は、1つの区切りですから、新入社員が辞めるタイミングとしては、就職後に最も早く来るものと考えることができます。