嘘も方便!?仕事を辞める理由は本当の事を伝えなくても良いの?

こんにちは!

 

円満退職を目指す場合、会社に伝える退職理由は、会社の体面を損なわないものを選ぶことは鉄則です。その過程で、どうしても嘘をつかざるを得ないケースも出てきます。

 

今回は、仕事を辞める時の退職理由に関して嘘をつくことについて書いていきます。

 

退職理由の軽い嘘なら許される

 

仕事を辞める理由の多くは、「職場の人間関係が悪い」「仕事がきつい割に給料が安い」「残業が多く、休暇が少ない」「会社の将来に悲観した」などというネガティブなものです。

 

これをそのまま会社に伝えると、角が立ち、会社に残るものに嫌な感情を残します。

 

従って、円満退職を希望するのであれば、建前で、会社の体面を損なわない退職理由を選びます。

 

この過程で、軽い嘘をつくのは仕方がありません。「嘘も方便」という言葉がありますが、そのとおりです。

 

会社の方でも、会社を辞めるという場合には、辞める方に、何か面白くないことがあるのは当然と思っていますから、本音ではなく建前の理由を聞いて、それが嘘だと分かっていても、大目に見てくれます。

 

退職理由で明確な嘘は避けること

 

しかし、明らかな嘘はNGです。退職後にウソがばれた場合には、その人の人格が疑われます。

 

「結婚」「親の介護」「病気」などは、嘘であれば、後からばれた場合、気まずい思いをします。

 

「資格取得のための勉強に専念する」「海外留学を実現する」「新しい分野に挑戦し、自分の可能性を試してみたい」などという理由は、例え嘘でも、ばれることはまずないでしょう。

 

後からばれる嘘をつくくらいならば、退職理由を「一身上の都合」として、それ以上のことは何も伝えない方が良いかもしれません。

 

法律上は、会社に退職理由を伝える義務はありませんので、「一身上の都合」で全く問題はありません。