【※24時間・無料も】 パワハラの相談窓口をまとめてみた

2020年3月18日

こんにちは。

 

今回は「パワハラに関する相談を24時間又は無料で相談できる相談先」について書いていきます。

 

24時間受付の相談窓口は、パワハラに関するものではないのですが、

メンタルヘルスに関するものであれば、24時間対応の窓口がいくつかあります。

 

行政機関が開設している相談窓口はほとんどすべて無料で相談できます。

 

行政機関が運営する相談窓口は無料

 

行政機関が運営しているパワハラに関する相談窓口はどこも無料で利用できます。

 

行政機関が設置しているパワハラに関する窓口で代表的なものは、

各地の労働基準監督署内に設置されている総合労働相談コーナーです。

 

労働基準監督署は労働基準法違反の担当窓口なので、パワハラ問題の窓口ではありません。

しかし、所内に設置されている総合労働相談コーナーでは、

管轄に関わらず、パワハラに関する相談ができます。

 

パワハラに関する問題の担当部局は各都道府県に設置されている労働局です。

しかし、直接労働局に相談に行くよりも、

まず、最初は最寄りの総合労働相談コーナーで相談して、

相談内容を整理したうえで労働局に相談に行く方がよいでしょう。

 

行政機関に相談に行く場合には、客観的な証拠が重要となってきますので、

録音、メール、パワハラの事実を記載したメモなどがあれば、事前に用意しておきます。

 

実際に労働基準監督署に行かなくても、

「労基に相談に行く」と言っただけでも会社が恐怖感を感じてパワハラが止むこともあります。

 

メンタルヘルスであれば「心の耳」がよい

 

会社でパワハラを受けた結果、

精神的にダメージを受けてうつ病などを発症してしまうことがあります。

 

うつ病からの回復方法など、メンタルヘルスに関する相談であれば、

厚生労働省が開設している「心の耳電話相談」で無料で相談ができます。

 

相談受付時間は24時間ではなく、平日の8時30分から17時15分までとなっています。

 

メール相談の受付は24時間となっています。

ただし、返信までには1週間程度の時間がかかります。

 

会社のEPAサービスを利用する

 

会社がEPAサービス(従業員支援プログラム)を実視している場合、

その提携先が24時間無料のメンタルヘルスに関する相談窓口を開設していることがあります。

 

ただし、勤めている会社がこの種類のEPAサービスを実施していない場合には、

行政機関が運営するもの又は民間会社が運営する相談窓口を利用する他ありません。

 

民間会社が運営する相談窓口の場合には、料金がかかることがあるので、

お金の用意が必要なこともあります。

 

このほか、心療内科などでも、

パワハラの結果により精神的な不調をきたしたことについての相談をすることができます。

 

精神科医はパワハラについては詳しくありませんが、

精神に関する病気のプロですから、信頼できる相談相手です。