【アルバイト向け】電話ですぐに辞めることは出来るの?

こんにちは!

 

仕事に対する責任が軽いアルバイトさんの場合、それが重い正社員などと比較すると、電話1本で会社を辞めるという行為が、容認される範囲が広いと考えることができます。

 

そこで、今回は、アルバイトさんが電話を使って、すぐに辞めることについて書いていきます。

 

電話での退職も成立する

 

仕事を辞める場合、一般的には、退職届という書面を会社に提出します。

 

仕事を辞めるという意志表示は、非常に重要なものなので、後から言った言わないの話にならないようにするために、また、冷静な判断の上でそういう結論に達したということを証明するために、書面を使うことが多くなります。

 

しかし、法律的には、電話で退職を申し入れても、退職の意思表示は成立します。

 

アルバイトさんの場合、補助的な仕事が多いので、急な退職であっても、会社の業務はそれほど大きな混乱は起こりません。

 

辞めることを申し出たアルバイトさんに対して、積極的な退職留意が行われることも稀です。

 

従って、正社員が辞める場合と比較すると、より簡単な電話での退職が認められやすい傾向があります。

 

会社でも、バックレで辞められるよりも、とにかく、電話1本でよいから、退職する旨を伝えてほしいと考えるはずです。

 

電話1本でも会社に連絡したほうが良い

 

一般的な退職手続きは、まず、退職予定日の1カ月~3か月目前までに、店長などに退職の申し入れを行います。

 

退職の話がまとまれば、退職届を会社に提出します。

 

退職日までは、普通に勤務し、退職日が来たら、ユニフォームなど会社から預かっている貸与品を返却し、職場にある私物を回収し、周囲にお別れの挨拶をして退職となります。

 

アルバイトさんが退職する場合、退職届の提出は必ずしも必要ではありませんが、それ以外は、だいたい上記の流れに従います。

 

それを電話1本で退職するというのは、省略しすぎの感があります。

 

ただし、何の連絡もなく突然辞められるよりは、電話1本でよいから連絡してほしいという会社の考えもありますから、バックレを防止する意味で、電話1本で会社を辞める方法も認めるべきでしょう。

 

また、アルバイトさんの場合、正社員とは異なり、要求される責任が比較的軽いですから、この観点からも、電話による簡略化した退職手続きが容認される範囲が広くなります。