【柔道整復師向け】職場が辞めさせてくれない時の対処法について

こんにちは!
柔道整復師は、基礎的な医学の知識を学び、国家試験を受けて合格しなければ就くことができないお仕事ですが、実際に従事する仕事は、もみほぐし的な単純作業が多く、理想と現実のギャップが激しいお仕事と言われています。
この理想と現実のギャップに苦しんだ結果、柔道整復師を辞めることを決断し、それを会社に伝えたところ、会社が辞めさせてくれない場合があります。
そこで、今回は、そういったケースについて書いていきます。
一度申し入れた退職は撤回してはならない
人手不足の接骨院などでは、ギリギリの柔道整復師数でシフトを組んでいるため、休に退職者が出ると、接骨院の運営に支障が出るため、辞めたいと申し出た整復師に対して、辞めないように説得してくることがあります。
説得してくる上司に恩義を感じていたり、辞めた後の再就職に不安を感じる場合は、接骨院の説得に応じて、退職を撤回してしまうこともあります。
しかし、途中で退職の申し入れを撤回するくらいであれば、最初から、退職するなどといわなければよいことです。
退職の申し入れをしたことで、例え、それを後から撤回したとしても、一度退職すると伝えたことで、その後の職場の上司や同僚との関係は何となくぎくしゃくしたになります。
また、接骨院に辞めたいと伝える前には、退職や退職後の再就職に関して十分に考えつくべきですが、接骨院の留意受けて、退職を覆すようでは、申込前の考えが甘かったことを意味します。
退職時期を後任者が決まるまで一時延期する程度の事であればよいのですが、退職すること自体を覆す場合、それは、退職を申し込んだことが、軽率であったという非難を免れません。
辞めさせてくれないで本当に怖いこと
柔道整体師が、接骨院を辞めたいと伝えたところ、接骨院が辞めさせてくれない場合でも、実は、それはそれほど重要なことではありません。
というのは、柔道整体師を含む労働者には退職の自由が保障されていて、会社が暴行や脅迫などの違法な手段を使って、退職を申し出た労働者の退職を妨害することは、法律によって禁止されています。
退職を申し出た柔道整体師に対して、接骨院ができることと言えば、話し合いによる説得ぐらいなので、退職者が強い退職の意思を持てば、最終的に必ず退職できます。
どうしてもという場合は、退職代行サービスを使う方法もあります。
ここで、本当に大事なことは、次の点です。
・柔道整体師が本当に自分に合っている仕事かどうか、
・柔道整体師が自分に合っていない場合、自分に合っている仕事はどんな仕事か
・辞めた後の再就職先の当てはあるか
・退職から再就職までの生活費の確保はできているか
こういった観点について、しっかりした考えがあるとすれば、整体師を辞めても、再就職で成功して、辞めるという決断が正しかったことになります。
一番怖いのは、退職を引き留めようとする接骨院ではなく、退職後の再就職に失敗して、人生を棒に振ってしまうことです。
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