【要注意】仕事を辞めたいと思ったら「鬱」の症候かも

2020年3月15日

 

こんにちは!

 

仕事を辞めたいと申告に悩み始めたら、鬱になる可能性があります。

今回は、この場合の注意点について書いていきます。

 

 

精神障害の労災件数について

 

平成29年度の精神障害の請求件数は1732件(1586)

そのうち認定された件数は506件(498)

自殺の請求件数は221件(198)

うち認定件数は98件(84)となっております。

※(かっこ内は前年件数)

 

すべて前年より上回っています。

 

働き方改革を政府が挙げているにもかかわらず、

さまざまな事が原因で働くことが精神的に苦痛になっており、

この問題はただの甘えでは済まされない状況に陥っています。

 

 

鬱の原因とは?

 

鬱の状態に陥っている方は

意外に自分が鬱の状態に陥っている気がついていないケースが多く、

記憶障害など重症化してから「鬱」に気がつくケースもあります。

 

鬱の原因はさまざまな要因があり、

パワハラやセクハラ、顧客や発注先企業とのトラブル・上司や部下とのトラブルなど

仕事における原因だけでなく、プライベートも起因していることもあります。

 

夫婦関係の不和、子供との関係悪化などいろいろな要因がありますが、

「職場に行きたくない」「働きたくない」という気持ちが長く続き、

なにもかもやる気が損失してしまう状態になっていれば、

「鬱」に陥る可能性はあり、改善は必要と考えた方が良いでしょう。

 

 

鬱と思ったら早めに相談を

 

鬱の状態に近く苦しんでいる場合は

早めに医療機関など相談をする事が良い選択と言えるでしょう。

悩んでいる方にとって、「選択肢がないこと」が大きな要因であると言えます。

 

社会保険に加入されている方は傷病手当金と言って、

休職中も給料の6割程度を貰える仕組みがあります。

 

色んな人に話を聞いて、自分に適した判断を自分で出来るようになれば、

改善の方向に向かっていけます。

 

特に転職をしたことのない方にとっては、

「自分はこの職場しかない。」

「この部署でしか自分を発揮できない。」

「上司に相談しては自分の将来に傷がついてしまう」

等、判断基準が自分、そしてその会社にしか無いケースが多いです。

そしてその場合とても苦しくなります。

 

多様化している現代では解決方法も多様化しています。

勇気をもっていろいろな人に相談する事が大事です。