どうなる?無断退職した時、給料は振り込まれるの?

こんにちは!

 

現在、ほとんどの会社では、給料を銀行口座に対する振込で支払うようになっています。

 

そこで、今回は、給料を口座振替で支払う会社を無断で退職するケースについて書いていきます。

 

給料が口座振替の会社を無断退職する

 

現在、ほとんどの会社では、給料を口座振り込みという方法で支給しています。

 

以前は、給料は現金手渡しというのが主流でしたが、最近では、その方法で給料を支給する会社は珍しくなっています。

 

しかし、労働基準法では、給料は現金手渡しで支給することが原則であり、例外的に、会社と労働者代表者との取り決め(労働協約)がある場合に、給料を口座振替で支払うことが可能だとされています。

 

多くの会社では、会社と労働者代表者が、給料を口座振替で支払うという取り決めをしており、普通は、すべての給料や賞与は口座振替で支払うことになっています。

 

どんな場合でも、給料を口座振替によって支払うという会社を無断で退職する場合には、退職後に支払われる最後の給料も口座振替で支給されますから、その受け取りに大きな苦労を伴うことがありません。

 

無断退職前に会社の給与支払い規定を調べる

 

無断退職をしようとするなら、その前に、会社の給料支払い規定を調べてみるといいでしょう。

 

もし、会社が、最後に支払う給料は、直接本人に現金手渡しで支払うという規定を設けている場合、無断で退職した後に、会社に最後の給料を取りにいかなくてはなりませんので、最後の給料を受け取れないという事態が起こり得ます。

 

そういった会社を退職する場合は、無断退職ではなく、退職代行サービスを使ったほうがいいでしょう。

 

その際に、退職代行サービス会社に、最後の給料を適切に受け取ることができるように会社と交渉してほしいと伝えておきます。

 

そうしておけば、退職に際して給料の支払いを巡るトラブルに巻き込まれることはまずないでしょう。