【要注意】正社員が仕事をバックレた場合、どうなるのか?

こんにちは!

 

無断欠勤を2週間続けて懲戒解雇になる方法(バックレ)で仕事を辞めることは、労働者の労務提供義務を放棄する労働契約違反の行為です。しかし、バックレで仕事を辞める方法は、単純・明快で、仕事を辞められないという問題をほぼ完ぺきに解決します。

 

そこで、今回は、正社員がバックレを使って仕事を辞めるケースについて書いていきます。

 

正社員はバックレで仕事を辞めてはならない

 

正社員は、非正規で働くパートさんや、アルバイトさん、嘱託職員などと比較して、給料も高く、待遇もよいですから、万が一、退職することになった場合でも、それなりの対応が求められます。

 

パートさんやアルバイトさんであれば、バックレで仕事を辞めても、会社はそのことを重大な問題とみなしませんが、正社員がバックレで辞めると、正社員として高い給料をもらっていたのに、何だあの辞め方はと間違いなく言われます。

 

正社員は、高い給料を受けるのと引き換えに、パートさんやアルバイトさんの模範となる役割が課されています。いうまでもなく、立派な社会人たることも期待されています。

 

そういったことを考えると、正社員がバックレで辞めることは、避けなくてはいけません。

 

正社員が例外的にバックレを使う時

 

正社員は、高い給料や待遇を受けることと引き換えに、他の非正規社員の模範となる役割を担っており、その観点からすると、バックレという労働契約に違反する方法で辞めることは避けなければならないというのは、あくまで原則論です。

 

例外的に、正社員がバックレを使うことが許されるケースがあります。

 

正社員は、非正規社員と比較して、より長い時間の残業を課されることが多いので、長時間労働で過労死寸前という状態になる確率が高くなります。

 

また、正社員だからといって、パワハラ被害の受けないという保証はなく、正社員でも、精神に異常をきたすような強烈なパワハラ被害を受ける可能性があります。

 

異常な長時間労働や強烈なパワハラ被害で、健康障害を引き起こしつつあり、もう会社を辞めるしか選択肢がないところまで追いつめられている状態で、会社に退職を申し出たところ、会社が辞めさせないように工作するような場合があります。

 

こんな状態で会社に付き合っていては、最悪の事態を招きかねません。この時は、バックレを使って会社を緊急脱出しても全く問題はありません。