【学生さん向け】バイトを辞めさせてくれない時の相談先について
こんにちは!
アルバイトをされる方は学生さんが多いと思いますが、
その場合は、会社が学生さんの無知に付け込んで、悪質な方法で会社を辞めさせてくれないことがあります。
そんな時に大切なことは、信頼できる人や機関に相談してみることです。
そこで今回は、バイトを辞めさせてくれない時の相談について書いていきます。
学校の先生、両親、大学の生活相談員
アルバイトをするのは学生さんが多いと思いますが、
学生さんは、退職の自由が労働基準法で保証されているといっても、
恐らく、何のことかさっぱり分からないと思います。
たちの悪い会社であれば、この無知に付け込んで、脅迫的な手段で退職を妨害したりします。
大人であればすぐに労働基準監督署に相談したりするのですが、
学生さんの場合には、労働基準監督署の存在すらわからないと思いますので、
一人で悩んでいると、会社にいいように利用されてしまいます。
従って相談することが重要になってくるわけですが、
学生さんにとっては、労働基準監督署などの公的機関は敷居が高いと思います。
そこで、身近なところで両親だとか、大学生であれば大学の学生生活相談窓口、
高校生であれば、学校の先生などに相談するのがいいでしょう。
労基署などに相談に行く場合には、相談した大人に同伴してもらうといいでしょう。
アルバイトは必ず辞められる
アルバイトさんの場合、採用の時に雇用期間を定めていなければ、
法律的には、退職届を提出してから2週間が経過すれば、自動的に退職となります。
このケースでは、退職届を提出して2週間我慢して勤務すれば、辞めることができます。
会社が退職届を受理しない場合であっても、退職届(退職の申し入れ)は一方的な通告で成立するので、
内容証明郵便などで送付すれば、送達日時に退職の申し入れが成立し、その時点から2週間後に退職できます。
採用時に雇用期間を定めている場合、病気や怪我で働けないなどの特別な理由がない限り、
雇用期間満了まで辞めることができないのが原則です。
ただしアルバイトの場合、その辺は厳密ではありません。
例えば、雇用契約で雇用期間があっても、
「退職する場合には○日前までの申し入れること」などという条項があることもあり、
こういった条項がある場合には、○日前に申し入れをすれば、雇用期間満了前でも辞めることができます。
退職のルールを守る限り、会社が何を言ってこようと、アルバイトを辞めることができます。
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