【学生さん向け】バイトを辞めさせてくれない時の相談先について

2020年6月9日

こんにちは!

 

アルバイトをされる方は学生さんが多いと思いますが、

その場合は、会社が学生さんの無知に付け込んで、悪質な方法で会社を辞めさせてくれないことがあります。

そんな時に大切なことは、信頼できる人や機関に相談してみることです。

 

そこで今回は、バイトを辞めさせてくれない時の相談について書いていきます。

 

学校の先生、両親、大学の生活相談員

 

アルバイトをするのは学生さんが多いと思いますが、

学生さんは、退職の自由が労働基準法で保証されているといっても、

恐らく、何のことかさっぱり分からないと思います。

 

たちの悪い会社であれば、この無知に付け込んで、脅迫的な手段で退職を妨害したりします。

 

大人であればすぐに労働基準監督署に相談したりするのですが、

学生さんの場合には、労働基準監督署の存在すらわからないと思いますので、

一人で悩んでいると、会社にいいように利用されてしまいます。

 

従って相談することが重要になってくるわけですが、

学生さんにとっては、労働基準監督署などの公的機関は敷居が高いと思います。

 

そこで、身近なところで両親だとか、大学生であれば大学の学生生活相談窓口、

高校生であれば、学校の先生などに相談するのがいいでしょう。

 

労基署などに相談に行く場合には、相談した大人に同伴してもらうといいでしょう。

 

アルバイトは必ず辞められる

 

アルバイトさんの場合、採用の時に雇用期間を定めていなければ、

法律的には、退職届を提出してから2週間が経過すれば、自動的に退職となります。

 

このケースでは、退職届を提出して2週間我慢して勤務すれば、辞めることができます。

 

会社が退職届を受理しない場合であっても、退職届(退職の申し入れ)は一方的な通告で成立するので、

内容証明郵便などで送付すれば、送達日時に退職の申し入れが成立し、その時点から2週間後に退職できます。

 

採用時に雇用期間を定めている場合、病気や怪我で働けないなどの特別な理由がない限り、

雇用期間満了まで辞めることができないのが原則です。

 

ただしアルバイトの場合、その辺は厳密ではありません。

 

例えば、雇用契約で雇用期間があっても、

「退職する場合には○日前までの申し入れること」などという条項があることもあり、

こういった条項がある場合には、○日前に申し入れをすれば、雇用期間満了前でも辞めることができます。

 

退職のルールを守る限り、会社が何を言ってこようと、アルバイトを辞めることができます。