【高卒向け】「工場を辞めたい」でも3年勤務するのはオススメ

2020年5月4日

こんにちは!

 

今回は、高卒で工場で働いている方が工場を辞めたいという場合について書いていきます。

 

高卒で工場に就職された方が辞めたいと思う理由で多いのが、

休暇が少なくて遊べない、というものです。

 

高校を卒業して数年間は、遊びたい盛りの時期ですが、

その時期に休暇が少なくて遊ぶことができないと、会社を辞めたくなります。

 

休暇が少なくて仕事を辞めたい

 

高卒で入社1~2年目というと、遊びたい盛りの頃だと思います。

 

その時に、工場の仕事で休暇が少ないと、遊ぶ機会が少ないということで会社を辞めたいと思うことがあります。

 

ただしそれ以外に理由がないとすれば、それで会社を辞めたいと考えるのは、

いささか考えが甘すぎるかもしれません。

 

人間関係で深刻なトラブルを抱えているとか、

心身の健康に障害を与えるような長時間労働で工場を辞めたいというのであれば、

仕方がないかもしれません。

 

仕事を辞めた理由が、周囲も納得するようなものであれば、

再就職の際に周囲の援助も受けやすくなります。

 

しかし、周囲が納得しないような理由で会社を辞めた場合には、

再就職の際に周囲の協力が得にくく、再就職に苦労する可能性があります。

 

休暇が少なくて遊べないという理由では、工場を辞めるべきではありません。

 

体力的にきつくて工場を辞めたい

 

高卒で工場に就職して6カ月間ぐらいの間は、

仕事がきつくて工場を辞めたいと思う方が多くいらっしゃいます。

 

しかし18歳から20歳前後は、人生のうちで最も体力のある時期ですから、

時間の経過とともに体が慣れてきて、きつい仕事も平気でこなせるようになります。

 

正社員で就職した場合には、安易に会社を辞めた場合、

再就職先が正社員でない場合、大損をする可能性があります。

 

体力的にきついという理由は、高齢者の方であれば重大な意味を持ちますが、

若い方であれば、少しの努力で改善できる問題です。

 

そういった軽微なことでせっかく正社員として就職した工場の仕事を失ってしまうことは、

本人にとって決してプラスにはなりません。

 

体力的につらくて工場を辞めたいと思ったときは、

体の方が慣れてくるまで、もう少し我慢して様子を見ることが大切です。

 

3年間は我慢する

 

高卒で工場に就職したのに、どうしても工場の仕事に耐えられず工場の仕事を辞めたいと思った場合でも、

最低3年間は我慢してお仕事を続けた方が良いです。

 

病気や怪我、会社の上司から殴る蹴るの暴行を受けている、などという特別な事情がある場合は、

3年も我慢していると身が持ちませんから、その前に会社を辞めてもよいでしょう。

 

しかし、そういった緊急の場合を除けば「石の上にも3年」という言葉のとおり、

どんなにつらくても3年間は仕事を続けた方が、自分のためになります。

 

工場のお仕事を辞めた場合、他の会社に再就職するか、

自信があれば自分で事業を起こすことになります。

 

その際に、3年間工場で我慢して働いて覚えた知識や技能が必ず役に立ちます。

 

採用する側でも、3年以上の勤務期間がないと前職での職務経験を評価しないというところが多いようです。

 

高卒で入社して2年目で工場を辞めたいと思った場合でも、

なんとかしてもう1年、頑張ってみることが大切です。