電話で伝えて退職できる!?バイトを辞めたいと思った時に読む話

こんにちは!

 

職場に「辞めたい」と伝えることは、大きなプレッシャーを感じます。それは、転職が比較的簡単なアルバイトであっても変わりません。

 

このプレッシャーから、電話を使って、会社に人間と顔を合わすことなく辞めてしまいたいという、誘惑に駆られます。

 

そこで、今回は、アルバイトさんが電話を使って辞めるケースについて書いていきます。

 

就職直後は電話1本で辞められる

 

アルバイトを辞めるといっても、大きく分けると、就職直後で、職場の戦力となる前に辞める場合と、ある程度仕事を覚えて職場の戦力になった後に辞める場合の二つのケースがあります。

 

就職直後で、仕事をほとんど覚えていない状態で辞める場合は、電話1本で「辞めます」と会社に伝えて、そのまま出社せずに辞めるという方法も容認されます。

 

この段階では、職場の人間関係もほとんどできていませんし、逆に、丁寧な退職方法を採用する方が不自然です。

 

正社員が就職直後に辞める場合は、採用コストが無駄になるので、採用担当者などが退職留意を繰り返すとか、書面による退職届の提出を依頼されるとかすることがありますが、アルバイトさんが辞めるという場合は、こういった事情はありません。

 

電話を使って辞めることを伝える時の注意点

 

仕事を覚えて職場の戦力となっているアルバイトさんが辞める場合、この段階では、職場での人間関係も出来上がっているでしょうから、電話1本で辞めるという方法は不自然となってきます。

 

戦力となっているということは、急に辞めると業務に支障が出て、周囲に迷惑をかけるということですから、電話1本で辞めると伝えた後に、一度も出勤しないで辞めるというのは適切ではありません。

 

無断欠勤を2週間続けて懲戒解雇になるバックレで辞めるよりは、退職の意思表示を会社に伝えるだけましですが、決して、おススメの方法ではありません。

 

ただし、人には様々な事情があり、また、職場に辞めることを伝えることは、非常に大きなプレッシャーを必要とします。

 

アルバイトさんの場合、重要な業務を担う正社員と比較すれば、電話での退職が容認される範囲が広いと解釈できます。

 

従って、どうしてもという場合は、電話を使って退職をしても仕方がないですが、この場合には、電話で退職することの失礼をお詫びする言葉も添えるべきでしょう。