【サラリーマン向け】会社が辞めさせてくれない時の対処法
こんにちは!
以前の雇用問題というと、会社に勤めたくても辞めさせられる解雇の問題が主流でしたが、少子高齢化による人手不足によって、最近では、会社を辞めたくても辞めさせてくれないという問題も目立つようになってきました。
そこで、今回は、サラリーマンが辞めたくても会社が辞めさせてくれないケースについて書いていきます。
退職を申し出た者に対する会社の嫌がらせ
サラリーマンが退職を会社に申し出た場合、以下のような嫌がらせを受けることがあります。
・毎日上司の部屋に呼び出されて数時間も説教を受ける
・今辞めるなら損害賠償金を請求する
・二度のこの業界で働けないようにしてやると脅される
・親や親せきに連絡を入れられる
・退職するなら明日から賃金を支払わないと言われる
退職を申し出た労働者に対して、暴行脅迫などの違法な行為によって退職を妨害することは、労働基準法によって禁止されています。
退職の申し出を行った労働者に対し、会社が合法的にできることは、話し合いによる説得だけです。
会社の退職妨害工作があまりひどいときは、最寄りの労働基準監督署に相談します。
会社の退職引き留めの本音を見破る
退職に対して違法な退職妨害を行う会社に限って、いざ不景気が来て、余剰人員が出てくるようになると、労働基準法などに定められている適切な方法を取らないで、勝手に労働者を解雇したりします。
特に、普段から、従業員が上司の言動におびえて萎縮している、恐怖が職場を支配しているような会社では、この傾向が強くなります。
会社が退職を申し出た労働者を引き留めるのは、あくまで、会社の利益を考えての事であって、決して、退職される方のことを第一に考えているわけではありません。
そういった会社に振り回されずに、自分自身にとって、会社に残ることよりも、別の会社に転職する方が、よりよい選択肢であると確信を持てるのであれば、会社の引き留を振り切って退職したほうが良いです。
ブラックな会社は、従業員を利用するだけ利用しておいて、いざとなったら切り捨てる残酷さを持っています。
くれぐれも、会社の口車に乗って、せっかくつかんだ良い会社への転職のチャンスを逃してしまわないようにします。
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