【保育士向け】ルールにのっとれば「辞められない」ということは無い

こんにちは!

 

ギリギリの保育士数で運営されている保育所が多いので、保育士が会社を辞めたいと会社に伝えると、会社の方で、退職を留意する説得を繰り返すので、保育士を辞められないケースが多くなっています。

 

そこで、今回は、保育士が会社を退職したいけれども、辞められないケースについて書いていきます。

 

保育士が辞められないケース

 

保育士が辞められないケースとしては、まず、事業所が繰り返し説得するなどして、辞めさせないようにする場合が考えられます。

 

事業所が退職を引き留めるのは、退職者のためを思っているのではありません。退職者が出ると、シフト変更が大変になったり、上司の会社での評価が下がるという、会社又は上司の都合から、引き留めるのです。

 

口先では、「ここで辞めると、あなたのためになりませんよ」とか言ってきますが、内心は、自分又は会社のためです。

 

従って、退職を申し出たときに、会社が辞めさせないように説得してきても、それはあまり気にしなくて、構いません。

 

退職予定日の1カ月以上前に退職の申し入れを行う、引き継ぎをしっかり行う、退職時の周囲への挨拶を実施するなどの、一般的な退職ルールに従う必要はありますが、それさえしっかり行えば、会社の退職引き留は無視していいでしょう。

 

退職後の不安から保育士を辞められない

 

保育士が辞められないことに関して、退職を会社が妨害するというのは、それほど大きな問題ではありません。

 

労働者には、法律で退職の自由が保障されているので、会社が退職を申し入れた労働者に対してできることは、話し合いによる説得のみです。

 

従って、固く退職の意思を持つ限り、必ず退職できます。

 

会社と退職交渉を行うことが面倒だという場合には、退職代行サービスを使う方法もあります。

 

それよりも重要なのは、退職後についてです。

 

退職後、雇保険からの失業給付の受給期間内に、良い再就職先が見つかればいいのですが、そうでない場合、生活が破綻してしまいます。

 

また、再就職先が見つかったことは見つかったが、それが以前勤めていた事業所よりもっと劣悪な労働環境の事業所だった場合、保育士を辞めたことは失敗したことになります。

 

会社を辞めた後の不安も、会社が辞められないことの理由となります。

 

こちらは、保育士を辞める前に、十分に時間をかけて、再就職への準備をしておくことがその対策になります。