「辞めたい」と悩んでいる保育士さんが今のうちにしておくべきこと

 

こんにちは!

 

保育士は、子供を預かる重要なお仕事ですが、労働環境が過酷なうえに、賃金が安いため、就職された方の約10人に1人は、1年以内に辞めると言われています。

 

そこで、今回は、保育士を辞めたいケースについて書いていきます。

 

保育士を辞めることは珍しくない

 

平成27年に行われた厚生労働省の調査では、保育士の離職率は約10.3%と言われています。

 

保育士として就職された方の約10人に1人は、就職後1年以内に保育士を辞めます。

 

10人に1人ですから、保育士を辞めるということは、それほど珍しいとは言えません。

 

子供が好きだという方にはぴったりの保育士ですが、残業が多く、仕事がきつい割には給料が安く、保護者にも気を遣う必要があるなど、大変な仕事です。

 

よほどの強い覚悟で仕事に臨まないと、途中で嫌になって、辞めたくなります。

 

保育士の仕事が、一生かけて自分が取り組むお仕事でないと感じるのであれば、過酷な労働環境を我慢して勤め続ける必要はないので、保育士を辞めて、本気で打ち込める別の仕事についてもいいでしょう。

 

なお、保育士のお仕事は好きだが、現在勤めている事業所が気に入らないという場合には、別の保育所に移るために、現在の事業所を辞めることもあります。

 

保育士をやめたい時にしておくこと

 

保育士を辞めたいと思った時は、自分が保育士に向いているのかどうかを見直す良い機会です。

 

保育士の仕事が好きだというのであれば、会社で多少つらいことがあっても、我慢して続けるとか、会社に就労上の問題の是正を願い出るとか、会社に残って、問題を解決する方法を選びます。

 

今の会社が気に入らないということであれば、別の保育所に転職する方法もあります。

 

保育士の仕事自体が気に入らないという場合には、別の職種の会社に転職することを検討します。

 

その際、自分がやりたい仕事は何かということや、自分に向いている仕事は何か、ということをよく考えなくてはなりません。

 

会社を辞めて再就職する場合、事前にしっかりした計画を立て、十分に準備をしておく必要があります。

 

なお、単なる疲れから、保育士を辞めたいと思う時があります。この場合は、休みをとってリフレッシュすると、そういった気持ちはなくなります。