【知っておこう】電話を使って会社を辞める方法について

こんにちは!

退職を会社に伝える場合、直属の上司に直接会って口頭で伝えるのが一般的ですが、法律的には、退職の伝え方に制限はなく、電話で伝えた場合でも、退職の申し入れは成立します。

そこで、今回は、電話を使って会社を辞める方法について書いていきます。

電話1本で会社を辞める辞め方

電話で会社を辞める場合には、まず、直属の上司に、会社を辞める旨を伝えます。

その際、電話で退職の申し入れを行うことをお詫びします。

退職が成立するまで、会社に出社できない旨を伝え、退職までの勤務日について有給休暇を請求します。

退職の申し入れ以後のやり取りは、すべて電話又は郵便で行うようお願いもします。

電話のやり取りで、会社の上司から退職の承認を貰ったら、後から、郵送で、退職届を会社に送ります。

その際に、社員証、IDカード、制服等、会社からの貸与品があれば、一緒に送ってしまうといいでしょう。

会社からは、後日、源泉徴収票や離職票、退職証明書などが郵送されてくると思いますが、それらを受け取れば、退職手続きは終了です。

電話を使って会社を辞める辞め方の特徴

電話を使って会社を辞める場合、円満退職することはまず不可能です。

電話を1本で退職の申し入れをし、その後、一度も出社せず、退職の挨拶もせずに会社を辞めたら、会社によく思われないのは当然です。

一応、電話とはいえ、退職する旨を伝えているので、その点は、無断欠勤を2週間続けて懲戒解雇になるバックレよりましですが、決して、周囲によく思われることはありません。

辞めた会社又は同業の会社に再就職する予定がないのであれば、電話1本で辞める方法は、周囲によく思われないだけで実害はありませんが、同業者等へ再就職する可能性がある場合は、再就職に支障がでます。

電話で退職する方法は、病気で入院していて外出できない時や、上司からひどいパワハラを受けていて、怖くて会社に出社できない時などに辞める場合に、例外的に使用する方法です。