労基に相談しても解決しない?バイトを辞めさせてくれない時の対処法

こんにちは!
最近の人手不足で、アルバイトさんであっても、辞めたいと申し入れた時に、
会社が人手不足などを理由に辞めさせてくれないケースが多くなっています。
そこで今回は、アルバイトを辞めさせてくれない場合に、労基署に相談するケースについて書いていきます
バイト辞めさせてくれないで労基に相談する
会社が、以下のような手段を用いてアルバイトを辞めさせてくれない場合には、労働基準監督署に相談します。
1. 暴行
2. 脅迫
3. 監禁
4. 1から3以外の精神又は身体を不当に拘束する手段
第二次世界大戦前であればともかく、現在の日本では、
会社を辞めたいと申し出た者に対して暴力や監禁をして辞めさせないということは、まずないと思います。
しかし「辞めた場合には○○万円の賠償金を請求します」とか
「辞めた場合、二度と業界で働けなくしてやる」などと脅迫して辞めさせないことは、今でもよくあることです。
アルバイトを辞めたいと会社に伝えた時に、会社が脅迫によって辞めさせてくれない場合には、
労働基準監督署に相談するのが良いでしょう。
事実関係が認められた場合には、労基署が会社に違法行為を止めるように指導を行ってくれるので、
安心してアルバイトを辞めることができます。
労基署に相談する際の注意点
労働基準監督署は、会社が労働基準法違反をしない場合には、会社を指導することはできません。
例えば、会社が退職届を受取りを拒否するとか、
しつこく説得するという合法的な方法でアルバイトを辞めさせてくれない場合には、
労基署は会社に対して何もできないので、相談してもメリットがありません。
こういった場合には、弁護士事務所など、別の相談先に相談します。
また、学生アルバイトさんの場合には、自分一人で労基署に相談に行くというのは荷が重いので、
親や学校の先生などの信頼できる大人に同伴してもらうといいでしょう。
なお、労働基準監督署には、労働に関する相談全般を受け付ける総合労働相談コーナーが設置されています。
いきなり監督署に相談しないで、最初はこのコーナーを利用するといいでしょう。
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