【ホームヘルパー向け】困った…。職場が辞めさせてくれない時の解決策

こんにちは!

 

ホームヘルパーの職場は人手不足のことが多く、そういった職場では、急な退職者が出ると、事業の運営に支障を来すため、辞めたいと申し出た者に対して、執拗に説得を繰り返すなどして、辞めさせてくれないことがよくあります。

 

そこで、今回は、そういったケースについて書いていきます。

 

辞めるために必要な「あと一押しの言葉」

 

ブラックではない普通の介護事業所は、脅迫的な言葉を使って退職を申し出た方を引き留めることは違法だと知っています.

 

よって、退職引き留めは、次のようなお願いに近いソフトなものになります。

「給料を上げたり、残業を減らすのでもう少し頑張ってほしい」

「当事業所ではあなたが必要だから、辞めないでほしい」

「人手不足で大変だから、何とか続けてほしい」

「頑張って続けていれば、楽しくなる」

「後任が見つかるまで、何とか残って欲しい」

 

気が強い人は、法律の規定を盾にとって、会社の留意を振り切って辞めることができますが、性格が穏やかな人は、会社の説得を聞き入れて、退職を撤回したりします。

 

ある程度経験を積んだヘルパーさんが、人手不足の介護事業所を辞める場合、たいてい、会社が退職を留意してきます。

 

会社の言うことを素直に聞き入れてしまうと、会社に押し切られて退職を撤回してしまいます。

 

そこで、ヘルパーの仕事を辞めるためには、「会社側の言い分は十分承知していますが、退職を取り消すつもりはありません」などの、「あと一押しの言葉」が必要です。

 

ヘルパーさんはよりよい職部への転職が容易

 

厚生労働省が発表した統計調査によると、ホームヘルパーの有効求人倍率は2019年で15.03人となっています。

 

これは求職者1人に対して約15人の求人があることを意味し、ホームヘルパーが労働市場において引っ張りだこであること意味しています。

 

従って、ある介護事業所が低賃金、長時間労働などの劣悪な労働環境である場合、転職によってよりよい労働環境に移ることはそれほど難しくなく、現在勤めている事業所の待遇に我慢できない時は、その事業所を辞めて別に変えるという選択肢も悪くはありません。

 

勤めている介護事業所が引き留める場合でも、その引き留は、強い退職の意思を持てば、簡単に振り切れます。

 

劣悪な労働環境の事業所に無理して勤めて貴重な時間を無駄に過ごしてすまうことは、大きな損失です。