【契約社員向け】仕事を辞めさせてくれない場合はどうすれば良い?

こんにちは!

 

人手不足が叫ばれている昨今、正社員だけではなく、契約社員にも、仕事を辞めたいと会社に申し出たが会社が辞めさせてくれないという状況が増加しています。

 

そこで、今回は、契約社員が、仕事を辞めたくても会社が辞めさせてくれないケースについて書いていきます。

 

契約の満期が来るまでは勤める必要がある

 

契約社員の場合、期間の定めのある契約で働きますが、この場合、病気や怪我で働けないなどという「やむを得ない事由」がない限り、契約期間の途中で仕事を辞めることができません。

 

従って、「やむを得ない事由」がない状態で、契約期間の満了前に仕事を辞めたいと申し出た時に、会社が辞めさせてくれない場合は、契約期間の満了までは我慢して働く必要があります。

 

契約期間の満期が来たら、その時は、会社がどんなに契約の更新を頼んできても、断固として、更新の契約書にサインしないことで辞めることができます。

 

「やむを得ない事由」がないにもかかわらず、会社に引き留を振り切って会社を辞めた結果、会社に損害が発生した場合には、会社から損賠賠償の請求を受ける可能性があります。

 

やむを得ない事由があればすぐ辞められる

 

「やむを得ない事由」があれば、契約期間の途中でも仕事を辞めることができます。

 

「やむを得ない事由」には、以下が該当します。

(1)心身の障害、疾病など

(2)両親や子供の病気の介護

(3)業務が法令に違反していること

(4)悪質なパワハラ、セクハラを受けた

(5)会社が残業代を払わないなど

 

こういった、誰が見ても、会社を契約期間の途中で辞めても仕方がないと思われる事情がある場合は、期間の途中で退職して、会社側に損害が出たとしても、退職する方は責任を負いません。

 

なお、法律上は、「やむを得ない事由」があれば、退職の申し入れと同時に退職が成立するので、すぐに辞めてもよいのですが、それでも、会社が辞めないように説得してくることがあります。

 

このケースでは、会社の引き留を無視してすぐに辞めても法的な責任は問われませんが、お世話になった会社だからという気持ちがあれば、引き継ぎのために、1か月以内程度であれば退職するのを延長してもよいかもしれません。

 

しかし、退職の申し入れから1カ月が経過すれば、それ以上は会社に気を遣う必要はないので、きっぱり退職しましょう。