知っておくと損はしない。正社員が会社を辞める場合に適した時期とは?

こんにちは!

 

正社員は、会社とのかかわり方や、収入・待遇などの面で、正社員以外の職員の方とは異なります。従って、会社を辞める場合にも、独特のしきたりがあります。

 

そこで、今回は、正社員が会社を辞める場合に適した時期について書いていきます。

 

正社員が退職するのに適した時期

 

退職時期については、繁忙期を避けるというのが原則です。

 

長い間勤務した正職員が退職する場合、転勤などで人が入れ替わる年度末に退職するというケースも多くなります。

 

年度末というのは正社員の退職の一つの好機で、会社の事業も年度を一区切り押して行いますので、その時期に退職ということであれば、引き継ぎが容易になります。

 

また、年度末だと、人が入れ替わるので、自分の退職が目立たないというメリットもあります。

 

一方、正社員でも、勤務期間が少ない場合には、わざわざ気を使って年度末に退職時期を合わせる必要はなく、繁忙期を避け、引き継ぎに十分配慮していれば、退職時期はいつでも問題ないでしょう。

 

再就職に適した時期に退職する

 

比較的若い正社員の方が、退職する場合、再就職のことも考えなくてはなりません。

 

再就職のことを考えた場合、例えば、毎年新年度が始まる4月に合わせて求人が増えることを考えて、求職期間を考えて、その3か月前である年末頃に退職時期を合わせるという方法もあります。

 

在職中に資格試験の勉強をしていた方が、受験勉強に専念するために、退職する場合は、基本手当の受給期間中に試験期日が来るように、退職時期を選ばなくてはなりません。

 

再就職が必要な若い方であれば、もちろん、引き継ぎをしっかりするとか、退職時期を会社の繁忙期から外すなどの、一定の配慮は必要ですが、その上で、再就職に適した時期に退職したほうが良いでしょう。

 

退職前に、再就職先が決まっている場合は、その再就職先の出社日に合わせて退職することは言うまでもありません。

 

退職時期を一定の時期に設定するためには、事前に退職までのしっかりしたスケジュールを組むことが必要です。