【解決策】バイトを辞めるには何日前に会社に伝えるべき?

2020年5月5日

こんにちは!

 

今回は、アルバイトを辞める場合に、

辞める日の何日前に会社に申し入れればよいのかについて書いていきます。

 

会社のシフトのことを考えると、退職日の30日前に申し入れるのが理想的です。

 

30日前が理想的

 

アルバイトを辞めた人に対するあるアンケート調査によると、

全体の約7割程度の方が退職日の30日(1か月)前に、退職の申し入れを会社に伝えたと回答しています。

 

30日前であれば、退職者が出ることを前提としたシフトが組めますので、

その時期に申し入れた場合は、退職で会社に迷惑をかけることが少ないです。

 

さらには、退職時が会社の繁忙期に重ならないようにすればなおいいのですが、

バイトを辞める方は、そこまで気を遣う必要はないでしょう。

 

法律上は、原則として、退職の申し入れから14日が経過すると自動的に退職となりますので、

14日前に申し入れてもよいのですが、余裕があればやはり30日前が良いでしょう。

 

即日退職が可能な場合

 

いくらアルバイトとはいえ、即日退職は会社に迷惑がかかります。

特に会社が繁忙期にある場合には、即日退職されて会社が大きな損害を被ることもあります。

 

即日退職は原則禁止ですが、会社が承認した場合には可能なこともあります。

 

特に、就職してから間もない退職の場合には、

即日退職の申し出を会社があっさり認めてくれることもあります。

 

即日退職が可能なケースがあるからと言って、

退職予定日の当日に退職の申し入れをすればよいということではありません。

 

即日退職の申し出が断られて、「あと14日」「あと30日働いてほしい」と言われた場合は、

特別の事情がない限り、しばらく働く必要があります。

 

原則としては、退職予定日の30日前に退職の申し入れをしつつ会社の都合が付けば、

即日退職も含めて、退職時期を繰り上げて退職したい旨を伝えるとよいでしょう。

 

法律的には14日(2週間)前に申し込めばよい

 

民法では、雇用期間を定めていない場合には、

退職の申し入れから14日(2週間)前が経過すると自動的に退職となります。

 

一方、雇用期間を定めている場合には、

やむを得ない事由がない限り、契約期間の満了までは退職できません。

 

ここでいうやむを得ない理由には、以下のものがあります。

 

1. 心身の疾病、障害

2. 両親や子供の病気や介護など

3. 業務が法令に違反していること

 

雇用期間を定めないでアルバイトをしている場合には、

法律的には、退職日の14日前に退職の申し入れをすれば、問題がないことになります。

 

雇用期間を定めてアルバイトしている場合には、

原則として、契約期間の満了まで退職できないことになります。

 

しかし、雇用期間を定めてアルバイトをしている場合でも、

30日程度前に退職を申し込んだ場合、退職予定日が契約期間満了前でも、

恐らく会社は退職を認めてくれるでしょう。