【自動車整備士向け】職場が辞めさせてくれない時の対処法について

こんにちは!

 

自動車やメカが好きだという方には人気の高い職種である自動車整備士ですが、長時間労働の割には賃金が安く、また、昔かたぎでウェットな職場が多く、人間関係でも苦労が絶えません。

 

こういった特徴に我慢ができない場合、自動車整備士の仕事を辞めたくなりますが、この業界も人手不足なので、工場長などが辞めさせてくれないことがよくあります。

 

そこで、今回は、そんなケースについて書いていきます。

 

グレーゾーンの方法で辞めさせてくれない

 

普通の工場では、辞めたいと申し出た整備士に対して、暴行・脅迫を用いて辞めさせないことは、法律違反であることを知っています。

 

従って、退職を申し出たところ、上司に暴力を受けたとか、辞めたら裁判を起こすなどと脅されることは、それほど多くはありません。

 

しかし、ブラックな工場だと、法律の規定を熟知していて、法律違反すれすれのグレーゾーンの範囲に属する方法で、辞めさせないようにしてくるので、こういった工作に遭遇すると、非常に厄介です。

 

例えば、説得はソフトなのだけれども、毎日毎日数時間上司の部屋に呼ばれて、辞めないように説教するような場合、一見すると、脅迫に該当しないようにも見えます。

 

ただし、このような対応をされると、誰でも会社の言いなりになってしまいます。

 

こういったグレーゾーンの対応を受けた場合には、自分の意思をしっかり持つとか、外部の相談機関を活用するなどしないと、自動車整備士を辞めることが難しくなります。

 

情に訴える方法に注意する

 

気が強くドライな性格の整備士等は、会社の情に訴える「辞めさせない」を気にせずに、さっさと辞めることができます。

 

反対に、お人好しで、ウエットな性格の人は、「なんとか会社のために残って欲しい」「会社にとって君は必要な人間だから辞めないでほしい」などと言われると、ほろっと来て、退職の意思を撤回してしまうことがあります。

 

こうなると、工場としては、退職後の混乱収拾や後任者の選任に時間を取られることはないので、思うつぼです。

 

ただし、工場の言うことを聞いて退職を撤回した場合でも、一度やめると言った整備士に対して、工場は「いつ辞めると言い出すか分からない人間」というレッテルを張ります。

 

また、退職という重い意思表示を簡単に覆してしまうと、周囲は、よく考えず行動する軽率な人間とみなします。

 

一度退職を切り出した以上は、工場の情に訴える退職留意には耳を貸さずに、退職するべきです。