【仕事を辞めたい】入社して3か月で辞めるメリット・デメリット

2020年3月18日

こんにちは。

 

今回は、入社してから3カ月を経過した時点で会社を辞めたいとお考えの方向けに、

その時点で会社を辞めることの影響やその注意点について書いていきます。

 

3か月で会社を辞めると転職に不利

 

3ヵ月で会社を辞めた場合、再就職の際に不利益を被る確率が高くなります。

 

前の会社を3か月でやめていると、採用する側としては、

この人は雇ってもまたすぐに辞めてしまうのではないかと思います。

 

前職の雇用期間が長い方が他にいた場合、その人の方が採用されて、

前職を3か月でやめた方が採用される可能性は低くなります。

 

そうすると、まともな会社にはなかなか就職できずに、

就職ができるのは入れ替わりが激しいブラック企業のみとなり、そこでまた短期間で退職して、

またブラック企業に就職するという悪循環を繰り返すことになります。

 

そうなってくれば、最初の会社で3か月で辞職せずに、

頑張って勤め続けた方が良かった、ということになります。

 

ブラック企業なら3か月で辞めてよい

 

世の中にはいるだけで損をするブラック企業はたくさんあります。

 

「石の上にも3年」というように、

どんな会社でも3年は我慢して勤め続けなければならないという考えもありますが、

ブラック企業にはそれは当てはまりません。

 

ブラック企業に3年もいたら、人生が狂ってしまいます。

 

自分が就職した会社がブラック企業だと分かったら、できるだけ早く退職すべきです。

 

もっとも、ブラック企業に就職して3ヵ月で退職するよりも、

事前の情報収集を徹底的に行って、ブラック企業に就職しないようにすることが大切です。

 

就職してから3ヵ月で退職となると、履歴書に傷が付きますから。

 

就職してから3ヵ月は一つの区切りである

 

試用期間を設けている会社も多くあります。

 

試用期間は1か月間、3か月間、6か月間のいずれかになっていることがほとんどです。

 

終身雇用の会社の場合には、試用期間は6カ月となっていることが多いのですが、

期間雇用の場合には、1か月又は3ヵ月が普通です。

 

試用期間が1か月の会社でも、1か月間では適正の見極めができないと判断した場合には、

試用期間を3か月に延長できる規定を設けているところがあります。

 

試用期間が終了した時点で、会社が採用した方に適性がないと判断した場合には、

そこで雇用は終了ということになります。

 

会社が3か月を試用期間としている場合には、雇われている側の方でも、

その試用期間の終了時点で自分が会社に合わないなと感じた場合には、

退職の申し入れをしてもよいという考えも成り立ちます。

 

3ヵ月で会社を辞めるのは大きなリスクを背負いますが、

それでも会社を辞めたいという場合には、

就職したから3か月を経過した時点が会社に辞めることを伝える1つのタイミングになるでしょう。