【派遣社員向け】体調不良なのに辞めさせてくれない場合はこうする!

2020年4月15日

 

今回は、派遣社員として働いている方が、

体調不良のため会社を辞めたいのに、会社が辞めさせてくれないケースについて書いていきます。

 

この場合の決め手は医師の作成による診断書です。

診断書があると退職に関する会社との交渉が非常に行いやすくなります。

診断書があればこのケースでの退職は非常に容易です。

 

本当にブラックな会社は診断書を処分したりするので、控えを取っておきましょう。

一般的な病院であれば診断書を発行した旨の履歴を残しているので、

破棄された旨を伝えれば再発行してくれますが、お金も手間もかかります。

 

まず診断書を取得して休職する

 

派遣社員として働いていて体調不良で会社を辞めたい。

しかし会社が辞めさせてくれない場合には、

まず「療養のために休職する必要がある」旨を記載した医師の診断書をとりましょう。

 

これで通常は休職ができます。

社会保険に加入されている場合、協会によっては傷病手当金が出ることもあります。

加入の保険協会・組合に確認しましょう。

 

派遣社員の場合、たいていは有期雇用契約でお勤めされていると思います。

休職期間中に、契約期間が満了し契約の更新を拒否することで会社を辞めることができます。

 

医師の診断書を添えて休職を請求した場合には、

会社はその請求を拒否して強要を供用することは違法です。

会社が休職を妨害してきてもそれは無視して構いません。

 

診断書に記載された療養が必要な期間が満了する時がきても、有期契約の期間が満了しない場合には

療養期間が満了しそうな頃にもう一度会社に退職を申し込んでみます。

 

そうすると、休職開始の時とは状況が変わっているはずなので、

会社が簡単に退職を認めてくれるかもしれません。

 

退職代行サービスを活用する

 

退職代行サービスを利用して会社を辞める方法があります。

体調が思わしくない時に、辞めさせてくれない会社と退職に関する交渉するのは大変です。

 

その点、退職代行サービスに依頼すれば会社に一度も顔を出さずに、

体調不良を原因として会社を辞めることができます。

 

退職代行サービスを利用すれば料金がかかりますが、

それで煩わしい会社との退職交渉から解放されて治療に専念できるとすれば、

料金は決して高くはありません。

 

退職代行サービスを利用することは甘えすぎだとか様々な意見がありますが、

体調不良であればやむを得ないでしょう。

否定的な意見は気にする必要はないでしょう。

 

体調不良でもバックレは厳禁

 

体調不良で派遣社員を止めた場合、会社との交渉が面倒で

バックレ(2週間の無断欠勤で懲戒解雇になること)てしまいたくなることがあります。

しかし、いくら体調が悪くてもこのバックレだけは厳禁です。

 

一度バックレるとブラックリストに載ってしまいます。

その後に派遣の仕事を回してもらえなくなります。

 

退職に関する雇用保険や社会保険の手続きを会社にしてもらえないため、

退職後に基本手当を受けられなかったり社会保険の手続きが面倒になったりします。

 

感情的にも、人に迷惑をかけてしまったという思いと、

困難から逃げてしまったということで、嫌な気持ちが残ります。

 

バックレるよりは、退職代行を利用したほうがはるかに良いです。

 

退職代行を利用すれば、会社の人間と一度も顔を合わせずに会社を辞めることができます。

バックレと同じですが、正規の退職手続きを踏んでいることになるので

バックレた場合のような様々な弊害がありません。

 

退職代行

Posted by ek