【派遣社員向け】辞めさせてくれない場合でも辞める方法【円満退社】
今回は、派遣社員を辞めたいのに派遣元の会社が辞めさせてくれない場合について書いていきます。
要点を先に書いておきます。
まず会社が引き留めにくい退職理由を考えましょう。
「体調不良のため、仕事ができない」
「急に親の介護が必要になった」
などという理由が、会社が引き留めにくい理由になります。
体調不良は診断書を求められる可能性が高いので、親の介護が無難です。
それでも、会社がしつこく退職を引き留める場合には、
退職の意思が固いことを繰り返し会社に伝えます。
派遣を含むすべての労働者の方には法律により退職の自由が保障されています。
最終的には会社の方が折れて退職ができるはずです。
通常は契約更新をしなければそれでおしまいです。
「職場の上司に伝えたくない。会いたくない。」
という方は、退職代行サービスを利用するという方法もあります。
辞めやすい理由を考える
「派遣先の仕事や人間関係が自分に合わない。」
「契約内容と実際の業務内容が異なっている。」
等の理由で派遣先の会社を辞めたい場合、
まずは派遣元の担当者(マネージャーなど)に相談してみます。
この際、派遣先の職員などに仕事を辞めたいと伝えると
ルール違反になってしまいますので必ず派遣元の担当者に相談します。
派遣元の担当者が引き止めてきた場合は、その担当者と交渉することになります。
その際に先ほど記載した仕事を辞める理由を伝えます。
「体調を崩してしまい、出勤が難しい」
「親の介護が必要となり、出勤が難しい」
などという理由は派遣元の担当者も退職を引き留めにくくなります。
こういった理由を考えて、再度交渉してみます。
会社がしつこく退職を引き留める場合について
派遣社員の場合、正社員とは異なり、会社の方で辞めるケースが多いことをある程度想定しています。
退職の申出をした場合、それほど強くは引き留められないのが原則です。
しかし、人手不足の職場や辞めたいと申し出た派遣社員が特殊技能を持っている場合には、
しつこく退職をしないように引き留められることがあります。
会社が暴力や脅迫といった違法な手段を用いて退職を引き留める場合には、
労働組合や最寄りの労働基準監督署内に設置されている総合労働相談コーナーなどに相談してみます。
説得という合法的な手段で、しつこく退職を妨害される場合には会社の担当者と粘り強く話し合います。
派遣社員を含めたすべての労働者の方には、退職の自由があります。
労働者の方が固い退職の意思を持っている限り、最終的には会社は退職を認めざるを得ません。
従って、退職の意思が固いことを繰り返し伝えれば、
通常は会社の方が折れて派遣社員を辞めることができます。
退職代行の利用を検討する
派遣社員を辞めることに対する会社の引き留がしつこい場合には、
退職代行サービスを利用するという方法もあります。
派遣を辞める辞めないという話し合いは、非常にプレッシャーがかかります。
話し合いがこじれると、再就職に悪影響を与えることもあります。
そこでそういった面倒くさい交渉事は、プロの退職代行サービス業者任せるのも一つです。
自分は今までの職場での体験を反省し、次の就職に向けての準備に専念することもできます。
派遣先を途中で辞めると、辞めやすい登録者としてブラックリストに載って、
次から仕事を紹介してもらいにくくなる等の様々なデメリットがあります。
退職代行サービスを利用すれば、依頼者に不利益が出ないようにその辺もうまくやってくれるはずです。
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