【パートさん向け】仕事を辞めさせてくれない時の対処方法

2020年2月25日

こんにちは!

 

パートさんは有期雇用契約でお勤めされることが多いですが、

この場合には、期間の定めのない契約で働く正社員とは異なった退職ルールが適用されます。

 

そこで今回は、パートさんが会社に仕事を辞めたいと申し入れた場合に、

会社が辞めさせてくれないケースについて書いていきます。

 

パートさんは契約期間満了まで辞められない

 

パートさんは、有期雇用契約でお勤めされることが多いと思いますが、

その場合には、病気や怪我又は親の介護で働けないなどというやむを得ない理由がない限り、

契約期間の途中では退職できないのが原則です。

 

退職の申し入れと同時にすぐに退職したい希望を伝え、

会社が承認した場合には退職の申し入れと同時に退職できますが、

会社がその希望を拒否した場合には、期間満了までは勤めなくてはなりません。

 

期間満了の際に契約更新を断れば、その時点で退職できます。

 

会社が仕事を辞めさせてくれないという場合には、契約の更新を強要してくるという意味であれば、

それは、新規の雇用契約書に絶対サインをしなければよいだけですから、会社を辞めるのは簡単です。

 

パートさんが退職代行を利用するケース

 

雇用契約の更新を何度も繰り返し、お仕事に精通していて、正社員以上の働きをするパートさんであれば、

契約の更新をしない旨を伝えた時に、会社側が契約の更新をしてくれるように留意する場合があります。

 

しかし、普通のパートさんであれば、契約更新を希望した場合に会社が留意することはほとんどないでしょう。

パートさんには、急に辞められて会社が困るような重要な仕事を任せることが少ないからです。

 

ただし、病気や怪我、親の介護などの特別な理由がない限り、

会社の秩序(他のパート社員に与える影響)がありますので、

雇用期間の途中で退職が認められる可能性は低いと考えられます。

 

なお、パートさんが特別な理由がないのに、どうしても契約期間の途中で辞めたいという場合には、

期間途中で辞めることに関する会社との交渉も代行できる退職代行サービスに、

退職手続きを依頼するという方法があります。